曾经享誉全日本的国民经济作物，大麻!?

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微读日语---连载第237篇 

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（原文日语发音，单词讲解）

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导读

大麻，对于当代社会的我们来说是一项违禁的药品。但是在明治时期的日本，政府却鼓励人民种植大麻。这到底是为什么呢？当时是在怎样的历史条件下大麻被鼓励种植呢？今天，让我们一起来看看明治时期到底发生了什么~

正文

｢大麻たいま栽培さいばいを政府せいふが奨励しょうれいした｣明治めいじ時代じだいの特殊とくしゅ事情じじょう

明治めいじ時代じだい初頭しょとう、明治めいじ新政府しんせいふにとって北海道ほっかいどうは広大こうだいな新天地しんてんちであり、農のう業ぎょう開かい発はつと移い住じゅう政せい策さくに力ちからを入いれました。大たい麻まもその対たい象しょうであり、1871年ねんには栃木県産とちぎけんさんの大麻たいまの種子しゅしを導入どうにゅうして試験しけん栽さい培ばいを行おこない、普ふ及きゅうのための礎いしずえを築きずきました。

当時とうじ、フランスに派遣はけんされた官吏かんりである吉田よしだ健作けんさくが農のう商務省しょうむしょうに提てい出しゅつした「麻あさ紡ぼう績せき工こう場じょうの設せつ立りつ意い見けん書しょ」には、「亜あ麻まは日にほん本でまだ耕こう作さくが少すくなく、原げん料りょうが不ふ足そくしているのに比くらべ、大たい麻まはたくさん産出さんしゅつされている。また、大麻たいまの海陸かいりく軍人ぐんじん等とうの夏服なつふく、敷物しきもの、畳たたみの縁ふちといった用途ようとが国家こっかにとって重要じゅうようである。結論けつろんとしては、まず大たい麻まの紡ぼう績せき所じょを設もうけ、その後ご、亜あ麻まも手てがけるようにするのがよい」と書かかれています。

この結けっ果か、1887年ねんに北ほっ海かい道どう製せい麻ま株かぶ式しき会がい社しゃが設せつ立りつされ、本ほん州しゅうからの移い住じゅう者しゃにとって馴な染じみのあった大たい麻まをまず奨しょう励れいし、次ついで亜麻あまの耕作こうさくに力ちからを入いれました。

また、大正たいしょう時代じだいから昭和しょうわ初期しょきにかけては、大麻たいまは陸軍りくぐんの軍馬ぐんばの綱つな、海軍かいぐんの艦船用かんせんようロープなど軍ぐん需品じゅひんに用もちいられました。太たい平へい洋よう戦せん争そう下かにおいては、日に本ほんは制せい海かい権けんを奪うばわれ、マニラ麻あさなどの輸ゆ入にゅうが途と絶だえる状じょう況きょうとなりました。すると大たい麻まの需じゅ要ようは飛ひ躍やく的てきに増ふえたため、日にっ本ぽん各かく地ちで増ぞう産さん計けい画かくが立たてられました。

编辑：ジョセフ

品控：マスタング大佐

校对：流れ星

讲解：マスタング大佐