安倍 戦没者追悼式辞中 不言 加害国责任和反省 只提 和平主义

▲安倍式辞发言全文

 天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかのご臨席ごりんせきを仰ぎあおぎ、戦没者せんぼつしゃのご遺族ごいぞく、各界かくかい代表だいひょうのご列席ごれっせきを得えて、全国ぜんこく戦没者せんぼつしゃ追悼ついとう式しきを、ここに挙行きょこういたします。

仰赖天皇和皇后陛下的莅临,列席中的战殁者的遗属以及各界代表,全国战殁者追悼仪式,在此举行。

 あの苛烈かれつを極めきわめた先の大戦たいせんでは、300万余まんよの同胞どうほうの命いのちが失わうしなわれました。

在那场极其激烈的大战中,300多万同胞失去了生命。

 祖国そこくの行く末いくすえを案じあんじ、家族かぞくの幸せしあわせを願いねがいながら、戦陣せんじんに散っちった方々。終戦しゅうせん後、遠い異郷いきょうの地にあって、亡くならなくなられた方々。広島ひろしまや長崎ながさきでの原爆げんばく投下とうか、東京をはじめ各かく都市としでの爆撃ばくげき、沖縄おきなわにおける地上戦せんなどで、無残むざんにも犠牲ぎせいとなられた方々。今、すべての御霊ごりょう(みたま)の御前おまえ(おんまえ)にあって、御霊ごりょう安かれやすかれと、心より、お祈りおいのり申し上げもうしあげます。

心系着祖国的将来,祈祷着家人的幸福,分散在战阵中的人们。战争结束后,在遥远的异国他乡,故去的人们。在广岛和长崎原子弹投下,在以东京为首的各城市的轰炸,在冲绳的陆地战等中惨死的人们。现在,在所有的御灵之前,衷心祈祷着,御灵能安息。

 今日きょう、私わたしたちが享受きょうじゅしている平和へいわと繁栄はんえいは、戦没者せんぼつしゃの皆様みなさまの尊いとうとい犠牲ぎせいの上に築かきずかれたものであることを、終戦しゅうせんから75年を迎えむかえた今も、私わたしたちは決してけっして忘れわすれません。改めてあらためて、衷心ちゅうしんより、敬意けいいと感謝かんしゃの念ねんを捧ささげ(ささ)げます。

在战争结束后迎来75周年的今天,我们永远不会忘记,今天我们所享有的和平与繁荣,是建立在战死者们尊贵的牺牲之上的。再次由衷地表示敬意和感谢。

 未ひつじ(いま)だ帰還きかんを果たさはたされていない多くのご遺骨いこつのことも、決してけっして忘れわすれません。一日も早くふるさとにお迎えおむかえできるよう、国の責務せきむとして全力ぜんりょくを尽くしつくしてまいります。

我永远不会忘记,至今未归还的许多遗骸。为了能早日迎接故乡的到来,作为国家的责任和义务,我将竭尽全力。

 戦後せんご75年、我が国わがくには、一貫いっかんして、平和へいわを重んじるおもんじる国として、歩みを進めすすめてまいりました。世界せかいをより良いよい場とするため、力の限りかぎりを尽くしつくしてまいりました。

战后75年,我国作为一贯重视和平的国家,一直在前进。为了让世界变得更美好,我竭尽了全力。

 戦争せんそう惨禍さんかを、二繰り返さくりかえさない。この決然けつぜんたる誓いちかいをこれからも貫いつらぬいてまいります。我が国わがくには、積極的せっきょくてき平和へいわ主義しゅぎはたもと国際こくさい社会と手を携えたずさえながら、世界せかい直面ちょくめんしている様々さまざま課題かだい解決かいけつに、これまで以上いじょう役割やくわり果たすはたす決意けついです。現下げんかの新型しんがたコロナウイルス感染症かんせんしょうを乗り越えのりこえ、今を生きる世代せだい、明日あしたを生きる世代せだいのために、この国の未来みらいを切り拓きりひら(ひら)いてまいります。

战争的惨祸不会再重演。我今后也会贯彻这个毅然决然的誓言。我国决心在积极和平主义的旗帜下,携手国际社会,在解决世界面临的各种挑战中发挥更大的作用。为了克服现在的新型冠状病毒感染症,为了活在现在的一代,活在明天的一代,我将开拓这个国家的未来。

 終わりおわりに、いま一度いちど、戦没者せんぼつしゃの御霊ごりょうに平安へいあんを、ご遺族ごいぞくの皆様みなさまにはご多幸ごたこうを、心よりお祈りおいのりし、式辞しきじといたします。

在结束的时候,再次向战殁者的亡灵祈祷平安,向遗属们祈祷幸福,并致以衷心的祝愿。

令れい和わ2年8月15日
内閣ないかく総理そうり大臣だいじん 安倍あべ 晋三

读完安倍的这篇致辞,终篇没有提及日本作为加害国的责任和反省,读下来感觉反而日本是受害者。在日常工作中,日本人会因为一点小迟到或错误,口头经常挂着すみません、申し訳ありません等道歉用语。但是到了国家层面要承认日本自己是加害国,要谢罪和反省,以及面对和正视历史,是需要民族勇气的,现实是日本不愿意低头。

日本有媒体总结了安倍当政时战没致辞中提到的重点内容。大家可以看出,安倍只在2007年提到过日本加害了他国,并表示深刻反省,而今年的致辞中只提到了不再重复战争带来的惨祸,不提加害责任,反省,以及面对历史。

(0)

相关推荐