啊?日本公司决策龟速是因为民主?
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微读日语---连载第182篇
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(原文日语发音,单词讲解)
ながら微読、手をそのまま
导读
我们都知道,日本公司的决策过程往往要花费大量时间,有人认为,这是因为日本的公司组织更加民主的表现。确实,因为日本企业中要考虑到各方立场、意见,并加以协调,这会导致决策速度变缓。不过,本文作者认为,决策慢与民主没有什么关系,那么他认为背后的原因是什么呢?一起来看看作者的观点吧。
正文
えっ、まだ? なぜ日本企業の意思決定は「遅い」のか
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企業の意思決定のスピードには何が影響を及ぼしているのか。個人的には、「派閥争いの激しさ」によるところが大きいのではないかと思っている。互いに意見を激しくぶつけ合わせて時間がかかっているのではなく、各派閥の面子や立場を配慮するなどの調整に膨大な時間がかかっているのだ。
「社内政治」はどこの国にも存在しているので当然、日本企業のなかにも「社内政治」は存在している。しかし、一つだけよその国にはない日本独自の特色がある。それは、組織内で熾烈な足の引っ張り合いをしているプレイヤーの多くが「会社員であり続ける」ことを目標としているのだ。
それぞれが会社員としての立場だけは絶対に守りたいので、自分は安全地帯にいながらライバルのミスや粗相を攻撃する戦い方が主流になるからだ。問題提起をしたり、何かを決めるべきだと意見を述べたりするだけで、誰かに足を引っ張られるので、立場のある人間ほど沈黙するし、決断を嫌がる。日本の会議がなかなか物事を決められないのは、会社員としての立場を守るため、「出る杭にならない」というガマン比べの場所になっているからなのだ。
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