【イソップ物語】サヨナドリと燕
サヨナドリと燕
燕が、サヨナドリに言いました。
「あなたもわたしと同じに、人の家の軒先に巣を作って人間と仲良くすればいいのに。ぜひともいらっしゃいよ」
サヨナドリは言いました。
「わたしは昔、人間にひどいことをされたので、人間を見ればそれを思い出してしまいます。嫌なことを思い出すところにわざわざ住む気にはなりません。わたしが人間のいない寂しいところで暮らしいてるのは、そのためなんです」
このお話しは、一度悲しい目にあった人は、その場所まで嫌いになって近づこうとしない事を教えています。
軒先(のきさき):檐头。
わざわざ:特意;故意地。
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夜莺与燕子
燕子对夜莺说:
“你也和我一样,在人类的屋檐下筑巢跟人类和平相处多好啊。一定要来啊。”
夜莺回答说:
“以前人类对我做了很多恶毒的事情。一见到他们我就会想起以前的事。我不想特意住到勾起不好回忆的地方。我住在没有人类的荒凉的地方就是因为这个。”
这则故事告诉我们:人一旦遭遇不幸,就连那个(遭遇不幸的)地方都会讨厌,从而不愿靠近。
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